
マイクロ波抽出装置導入の経緯
当組合が兼松エンジニアリングのマイクロ波抽出装置を導入したのは、柚子の果皮をもっと有効に活用したいという強い願いがあったからです。
高知県内の農協では、柚子を搾った後に大量に残る果皮が堆肥にされるか廃棄されるしかなく、その活用方法に悩んでいました。
そこで、当組合の組合長が新しい技術に積極的で、工業技術センターとのつながりもあったことから、兼松エンジニアリングと協力してマイクロ波を使った精油抽出の研究開発プロジェクトが始まることになりました。
このプロジェクトは、経済産業省の「地域イノベーション創出研究開発事業」の一環として、地域の関係者が協力しながら進められています。
それまでは一般的に水蒸気蒸留法で精油を抽出していましたが、時間がかかり、温度管理が難しいことや、水分を多く含んだ残渣の処理といった課題がありました。
兼松エンジニアリングが開発した「マイクロ波精油抽出装置」は、低温で効率よく精油を抽出できる仕組みを確立していることから、この手法を導入することにしました。
この装置は、電子レンジのようにマイクロ波で食品中の水分子を加熱する技術を応用し、柚子の果皮の油胞を直接加熱・膨張させることで精油を抽出します。
さらに、タンク内を減圧することで沸点を下げ、温度を40度程度に保ちながら抽出することに成功しました。
この仕組みによって香り成分が劣化することなく精油を得ることができます。
抽出された精油は不純物が少なく、香り立ちが良いと高く評価されています。
従来は廃棄物だった柚子の皮が、精油、芳香蒸留水、そして飼料といった有価物に変わり、地域の資源循環が実現できました。
マイクロ波抽出装置を利用した商品
兼松エンジニアリングのマイクロ波抽出装置を利用して開発した商品は、地域の特産品である柚子を使った高品質な精油が中心となっています。
この精油は、柚子の果皮からマイクロ波技術と真空技術を活用して低温で抽出され、香り成分をそのまま残すことができるため、香りの立ち上がりが良く、自然でフレッシュな香りが特徴です。
精油を使った製品には、アロマオイル、化粧品、芳香剤などがあり、その香りと品質の高さから多くの人々に支持されています。
特に、柚子をふんだんに使ったアロマオイルは、自然の力を感じられるリラックス効果があり、ストレス軽減やリフレッシュに役立つと喜ばれています。
また、柚子の香りを生かした化粧品やスキンケア商品も人気で、肌に優しく、爽やかな香りが楽しめると好評です。
マイクロ波抽出装置に興味がある方は兼松エンジニアリング株式会社に問い合わせを
兼松エンジニアリングのマイクロ波抽出装置は高品質な精油や芳香蒸留水を抽出するのに優れた性能があります。
減圧による低温抽出と無添加の製法によって芳香成分を最大限に活かし、環境にも配慮した方法を実現しています。
また、短時間で効率的に抽出ができ、低コストでの運転が可能です。
豊富な経験と専門知識を持つ技術チームが、お客様のニーズに合ったご提案をさせていただきます。
ご質問や詳細な情報については、お気軽にご連絡ください。
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